多品種イチジク栽培で酷暑でも楽しい夏
2024年の秋頃までは、イチジクに何百種類も品種があることも知らなかったのですが、もともと大好きだったイチジクをベランダで育てることができると聞いて約2年の間に気づけば10品種を超える苗を集めてしまいました。
イチジク界隈は夏〜秋の収穫時期に大変盛り上がっており、SNSでも珍しい品種の味レビューが盛んに行われ、うらやましくなったり無性に苗屋さんに行きたくなったり忙しいです。
我が家のイチジクはまだまだ幼木なので生理落下して実が取れなかったりそもそも実がつかないものもあったのですが、その中でも美味しい実をつけてくれたものや、まだまだだけどこれは美味しくなりそう!という品種をご紹介します。
※スマホで撮っているので写真が異常に暗かったりブレてたりしますがご容赦ください…。

安定のドーフィン!秋果がもりもりついてくれました
以前の記事で、ドーフィンに160gを超える巨大な夏果がついた、と書きましたが、秋果ももりもりついてくれて、しかも季節が進むごとに味が美味しくなってきました。
あまり積極的に摘果しないので売ってるものより小ぶり(50g前後)ですが、しっかりイチジクらしい味がしつつさっぱりしていて、毎日少しずつ収穫できる喜びがあります。
この苗の親木は田んぼに地植えされているのですが、そちらは100g超えの瑞々しい実を山ほどつけてくれてます。地植えの実は水分たっぷりでやわやわ、鉢栽培だと実が締まってるという違いがよくわかりました。どちらもそれぞれおいしいです!
ちなみに現在8月の終わり頃ですが、鉢植えの方は徐々に実に元気がなくなり、皮の厚いゴリゴリした実しかつかなくなってきました。肥料切れ?



有望株のセレスト かわいいオレンジピンクで豊産性の優秀なイチジク
こちらも2024年の秋頃から苗を育て始め、2025年にも小粒な実をたくさんつけてくれたのですが、2026年の今年はさらに実が大きくおいしくなっています!
梨のような風味と後に残るしっかりとした甘さ、やぶれにくく薄いツルツルの皮が特徴的で、冷やしてそのまま食べるとお菓子のようです。
最終肥大する時の「大きくなっちゃった!」感がとてもうれしい、お気に入りの品種です。今年は50gに迫るものもいくつか取れたので来年にまた期待。
誰かに「イチジク育てたいけど何がいいかなぁ?」と相談されたら(されてないけど)、このセレストをおススメすると思います。


樹上完熟でねっとり甘い ホワイトイスキア
こちらは今年の春に、元気に育った1年生の苗をいただいたものです。どんどん大きな苗になり、小粒だけど甘い実をつけてくれました。
木につけたままギリギリまで完熟させると、バナナのようにシュガースポットが出るので、熟すほど見苦しくなってしまうのがちょっと悲しいけど、その分ねっとりとした白イチジクらしい味でとてもおいしくなります。
苗を分けてくれた先輩の家の実は大きくなってきたようなので、こちらも来年に期待です!


ポテンシャルを感じる パスティリエとプレコス
どちらも今年の正月にDCMで激安で買った苗ですが、2品種とも実をつけてくれました。
皮が赤黒い品種なので、熟してきた実を見るとトキメキます!スーパーではほとんど見ることのない果実を食べれるのが果樹栽培の楽しみです。
特にパスティリエは、実がつきにくい品種と聞いていたのですが、さっそく美味しい実が4つくらい食べれたのでこちらも期待大!セレストに迫るくらいしっかり甘く、果肉も美しい〜!
プレコスも美味しいけど、あまりに小粒すぎて(だいたい10g未満)ちょっとまだよくわからない、という感じでした。
こちらがパスティリエ。



こちらがプレコス。


期待したけど…まだまだこれからのダルマティ
セレストと同じ時期に買ったけどこちらは去年は一切実をつけず、今年実の赤ちゃんがたくさんついて一番楽しみにしてたのですが…。なんと最初に熟してきた一番大きい実を鳥にヤラれました!ひどいーっ!どうせ食べるならもっときれいに食べろー!!残った実も生理落下やフカフカの甘くない実になるものが多く、なんとか食べれたのは3つでした。でもまだまだ本領発揮してないぼんやりした味で、「酸味が強い」と言われる特徴もよくわからなかった…。来年こそは鳥対策して臨みます!
しかしこういう「緑のまま熟す」系は傷んでるのか熟してるのか判断が難しいです。




その他、未収穫や実がつかなかった品種たち
・ビオレソリエス
実の赤ちゃんはついたけど途中から葉が落ちて実も生理落下が多く、今年は食べられる実は取れなさそう。「幻の黒イチジク」と言われるだけあって幼木ではなかなか難しいのかも。
・ホウライシ、ノルドランド
たくさん青い実はついているものの、たいして大きくならないまま一切の動きが止まってしまいました。秋が近づけば一つくらい大きくなるか?
・バナーネ、リサ
どちらもすごく太い苗で買ったのでもしや1年目から実がつくか?と期待していたけど今年は全くでした。葉の付け根に小さい出っ張りはあるものの実にはならず。
・アーチベル、サマーレッド、コナドリア
今年の夏に買った小さな苗たち。コナドリアは青い実がついた状態で買ったので、熟してくれるとうれしいけど、こんなちっちゃい苗たちは今年いっぱいからだを大きくして、来年の春からがんばってもらいたいところです。
・ヌアールドカロン
こちらは今年の春に挿し木用に枝をいただいたものですが、なかなか根が出て来ず、何度か切って再チャレンジしたら、捨てる直前の鉛筆くらいのサイズなのになんとか根を出してくれました!泣
ちっちゃいのでこれもまだまだ時間がかかりそう。
余談ですがスーパーで買ったパイナップルのアタマを水につけておいたら発芽したので、赤玉土と鹿沼土を混ぜたものに植えてみました。現在は写真よりもっと葉が出てきていて、3年くらい未来に収穫できるといいな。

うれしくておいしい!鉢植え果樹の魅力
毎日朝から水をやりながら一つ一つ点検し、真夏は夜も水やりし、病気や虫の対策をして…。土や肥料などに地味にお金もかかります。
でも変化をしていく果樹たちを毎日見るのはとても豊かなことだと感じるようになりました。
地植えでももちろん沢山実がなって楽しいけど、限られた土と水で植物をコントロールできる鉢植えはとても趣味性が高く、特にコロナの自粛期間以降ハマる人が多くなったのも納得です。私も休日なんてベランダのパトロールしているだけで一日があっという間に終わってしまうくらいです。
その中でもイチジクは強くて実が沢山取れるしカミキリ以外はあまり困った害虫もつかないみたいだし、剪定もシンプル。私みたいな「サボテン枯らす」ものぐさタイプの人にもとってもおすすめです。
来年は今年から育てている桃とリンゴなんかも実がつけられるかも!楽しみです!

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